2017年8月19日土曜日

第1回たまこ映画レビュー





こんばんわ、たまこです。
2回連続の更新。
いよいよこのブログも私の独壇場と化しましたね。ふふふ。

私は明日から大学の軽音部の合宿で長野へ行きます。
6時起きです。
無理ゲーです。
がんばります。




今日は合宿の準備をいろいろしようと思って、バイトお休み取って1日ゆっくりしてました。

朝ごはんに焼いたトーストと紅茶を淹れて飲みました。
実に優雅。

誕生日プレゼントにティファールを買ってもらったので、紅茶とかコーヒーとかココアとかカップ麺とかいっぱい作ってます。


そんな感じでゆっくり荷造りしながら、借りたDVDを見ました。
その映画について書こうと思います。


タイトルは『少年は残酷な弓を射る』。

イギリスのベストセラー作品で、2011年の映画。
母と子をテーマにしていて、母親役をティルダ・スウィントン、息子をエズラ・ミラーが演じている。

エズラ・ミラーは、ハリーポッターシリーズのスピンオフの、ファンタスティックビーストでクリーデンスというなんか救われない気持ち悪い奴を演じてて。
ネットで映画の考察とかいろいろ漁ってたら役者さんの写真が出てきて、
それがまあイケメンどストライクだったわけですよ!!

あの気持ち悪い奴が!!
実はこんなイケメン!!!

ギャップは相当なものでした。衝撃。

それで興味津々で他にどんな映画出てんだろって調べてたどり着いたのがこの映画だったのです。
予告見たら面白そうだったからずっと見たいなーって思ってた。


内容は母親に全然なつかない息子が大きくなるにつれて段々と脅威になっていく的ななんかそんなの。
関係がすごい歪。

母親の一人称視点で話が進んで、息子が何考えてんのか全然分からないのが超怖い。
嫌がらせしてるのか、考えすぎなのか。

実の息子を愛そうとするけど、全力で拒まれて憎しみ全開になったり恐怖が拭えなかったりして上手く愛せない。
ティルダ・スウィントンの演技が素晴らしすぎて、めちゃめちゃ複雑で並大抵の人には理解できそうもないような感情なのに、いつのまにか彼女と同じように息子と向き合っている。

本気でムカつくし育児放棄でもしてやろうかって思うし、もっと違う育て方したらよかったかな、でもこいつ最初から私のこと嫌いだったしな、てか何でこんな嫌われてんの?私何かした?
みたいなことをぐるぐる考えて、原因が分からないっていうかそもそも無いからどうしたらいいか分からないし後悔することも憎むこともできないっていう、なんかそんな感じのモヤモヤが最後まで続きます。

終始陰鬱な雰囲気が漂っていて、息子が起こした事件のせいで町中から村八分にされてる母親の悲壮感がもう見てられない。

逃げ出したいけど母親であることからは逃げられないし逃げるところもない。

最後に救いようのない展開が待っていてもうやめてあげてー!
って感じだったんだけど、
それのせいで母親の唯一の拠り所は1番憎いはずの息子だけっていうのが、なんか、もう!
すごい残酷!

ネタバレになっちゃうんだけどさ!!
ワンシーンだけ息子が母親に甘えるとこがあって、絵本を読み聞かせてあげるのよ!
おぉ!ついに息子が心を開いたのか!歓喜!!!
ってなったんだけど。

そのときの絵本がきっかけでまさかあんなことになるなんて!!!

そのときだけ普通の母親と息子になれてすごい幸せだったのに!!!

悲しいよ私は!!やりきれない!!!


もう釘付けで荷造りどころじゃなかった。

最後の終わり方はいろいろ想像できて好きだったなあ。



以上たまこレビューでした!
評価は3!★★★☆☆

日本語吹き替え入ってなかったけどよかったら見てみてね!

直後に見たアメトークで麒麟の川島とエズラ・ミラーが似ていることに気付き何とも言えない気持ちになりました!
おしまい!







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